バルセロナ空港、ウクライナの首都名をKievからKyivへ変更
スペインのバルセロナ国際空港は、ウクライナの首都キーウ(キエフ)の英語表記をKievから正式なKyivへ変更した。
3日、ウクライナ外務省がツイッター上で伝えた。
外務省が拡散したツイートには、「バルセロナ国際空港が、ウクライナ外務省のイニシアティブ#CorrectUAに加わった。今後、世界で利用客の最も多い空港の一つで、Kievでなく、Kyivが使われていく」と書かれている。
これに先立ち、2018年、ウクライナ外務省は、外国の主要マスメディアに対して、ソーシャルメディアなどで、ウクライナの首都名を「Kiev」ではなく、ウクライナ政府が採用している表記「Kyiv」を使用するよう勧告するオンライン・キャンペーン「#CorrectUA」を展開していた。
なお、これまでにも、ロンドン、ブダペスト、タリン、ワルシャワ、イスタンブル、ブカレスト、テルアビブ、ビルン(デンマーク)の空港がウクライナの英語での首都名をKievからKyivへ変更したことが伝えられている他、英国の一般紙ガーディアン(The Guardian)も同様にKyivを採用したことが報じられている。