ロシア国民の34%、ウクライナへの核攻撃は「正当化できる」 反対は52%
世論調査
ロシアの調査機関「レバダセンター」が同国で実施した世論調査の結果により、ロシア国民の34%がウクライナに対する核攻撃は「正当化できる」と考えていることがわかった。
露誌モスクワ・タイムズがテレグラム・チャンネルでレバダセンターが6月に実施した世論調査の結果を報じた。
調査結果によれば、ウクライナへの核攻撃は10%が「間違いなく」正当化できる、24%が「どちらかといえば」正当化できると回答したという。
また、核攻撃の支持者は過去約1年で5%増加しており、ロシアの対ウクライナ全面侵攻開始以降最も高い割合となっていると書かれている。
同時に、核攻撃は「正当化できない」との回答は52%で、これまで同様過半数を超えている。他方、2023年4月の調査時には、この回答は56%だった。
レバダセンターの公式サイトによれば、今回の調査は、6月20日から27日にかけて、ロシア全土で18歳以上の人物1627人を対象に対面式で実施したもの。
写真:モスクワ・タイムズ