松田駐ウクライナ大使、沖縄開催のデフバレーボール世界選手権に出場するウクライナ選手団の壮行会実施

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松田邦紀駐ウクライナ日本大使は9日、大使公邸にて、沖縄で開催されるデフバレーボール世界選手権に出場するウクライナの選手団のための壮行会を実施した。

ウクルインフォルムの記者が伝えた。

壮行会には、41名のウクライナのデフバレーボール選手が招かれた。彼らはまもなく、沖縄で6月21日から30日にかけて開催されるデフバレーボール世界選手権に向けて出発するという。

松田大使は、「あなた方は、来年東京で開催されるデフリンピックに向けて準備をしている日本の選手達と一緒に練習をする機会を得る。あなた方の沖縄での時間が、成長、学び、感動の瞬間に満ちたものとなることを願っている。バレーボールへの情熱と成功への決意を共有する、日本の仲間たちとの強い絆が見つかることを祈念している」と発言した。

写真:パウロ・バフムート/ウクルインフォルム

ウクライナの選手達は、まずポーランドでトレーニングし、6月17日に日本へと出発する。

ウクライナろう者スポーツ連盟のカシツィキー会長は、松田大使に対して、今回の壮行会と遠征支援につき謝意を伝えた上で、同連盟のシンボルのついたウクライナの民族衣装を着せた人形を贈呈した。

カシツィキー氏は、「私たちは、バレーボールが日本でナンバーワンのスポーツであることを知っている。闘いはしっかりした、非常に強力なものとなろう。支援に大変感謝している」と発言した。