ウクライナのウシク選手、フューリーを倒し、史上初のヘビー級4団体統一
ウクライナのボクシング選手で3団体統一王者のオレクサンドル・ウシクは、19日にサウジアラビア・リヤドで開催された世界ヘビー級団体統一戦で、WBC王者タイソン・フューリー(英国)と試合を行い、判定勝ちを収めた、史上初のヘビー級4団体統一を実現した。
試合は12ラウンド行われ、ウシクが2−1(115−112、114−113、113−114)の判定勝ちを収めた。また、9ラウンドでは、ウシクがダウンを奪った。
ウシクは、勝利後に、「チームにとても感謝している。自分の神に感謝している。私にとって、私の家族、私の国にとっての大きな機会をありがとう、トゥルキ。ウクライナに栄光あれ! 素晴らしい日だ。タイソン、お前がいなければ、これは不可能だった」とコメントした。
またウシクは、「2008年から私はこれを計画していた。これは私の勝利のためではない。これは私の神のため、私の応援者のため、私の国ため、ウクライナの兵士のため、ウクライナの親子のためだ。私は家へ帰りたい、休みたい、リラックスしたい、食べたい、寝たい、妻にキスをしたい」と発言した。
写真:ゲッティ