ドネツィク州、露軍多連装ロケットシステム砲撃で民間人6名死亡=各州情勢
ウクライナ東部ドネツィク州のチャシウ・ヤルにて、9日夜のロシア軍の多連装ロケットシステム「ウラガン」での砲撃が4階建ての集合住宅に着弾、少なくとも住民6名死亡、5名負傷が確認、また瓦礫の下にはまだ34名が埋まっているという。
2022年7月10日
ウクライナ東部ドネツィク州のチャシウ・ヤルにて、9日夜のロシア軍の多連装ロケットシステム「ウラガン」での砲撃が4階建ての集合住宅に着弾、少なくとも住民6名死亡、5名負傷が確認、また瓦礫の下にはまだ34名が埋まっているという。
2022年7月9日
ウクライナのゼレンシキー大統領は8日、翌日から始まるイスラム教の犠牲祭の始まりをお祝いするメッセージを述べた。
ウクライナのレズニコウ国防相は8日、ロシアによる対ウクライナ侵略戦争につき3つのあり得る戦争終結シナリオに言及した。
ウクライナのヴェレシチューク副首相兼一時的被占領化再統合相は、ウクライナ南部の一時的被占領下、特にヘルソン州とザポリッジャ州の住民に対して、ウクライナ軍にそれら領土を解放できるようにすべく、あらゆる可能な手段を用いて可能な限り迅速に避難するよう要請した。
ウクライナへの侵略を続けるロシア軍は9日、南部ドニプロペトロウシク州クリヴィー・リフを砲撃した。なお、前日には、ゼレンシキー宇大統領が同市を訪問していた。
バイデン米大統領は8日、ウクライナへの約4億ドル相当の追加軍事支援パッケージに署名した。同支援には、追加の高機動ロケットシステム「ハイマース」や高性能弾薬の提供が含まれる。
2022年7月8日
ウクライナのゼレンシキー大統領は、ウクライナは武器が手に入れば領土を解放していくが、同時に一部の領土はおそらく外交的手段で取り戻すだろう、外交的手段の方が犠牲は少ないが、時間がかかる、と発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は、ロシア連邦は引き続きウクライナ全土の制圧とウクライナ政権首脳陣の交代を計画していると発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は、北大西洋条約機構(NATO)の保障する安全保証より優れた保証は「今のところ目にしていない」と発言した。
ウクライナ南部のクリミア半島の歴史をオンライン上で無料かつ英語で学べる動画講義のコースが開設された。
ウクライナのクレーバ外相は8日、G20外相会合参加者に対して、ロシアの対ウクライナ侵略が世界に食糧・エネルギー危機を生み出しているとし、断固としてグローバルな対応を行うよう呼びかけた。
7日、ロシア軍はドネツィク州アウジーウカを10回以上砲撃、1名が死亡、2名が負傷した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は8日、日本の安倍晋三元首相が奈良県で演説中に銃撃を受けて亡くなったことにつき、哀悼を表明した。
ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は7日、プーチン露大統領による「西側はウクライナ人が最後の一人になるまでロシアと戦うつもり」という発言について、それもまた、ロシアによる対ウクライナ人ジェノサイドの証拠であると指摘した。
7日にキーウ(キエフ)を訪問し、ゼレンシキー大統領と会談した米上院議員のリンゼー・グラム議員(共和党)とリチャード・ブルメンサル議員(民主党)の2名は、高機動ロケットシステム「ハイマース」用のさらに遠距離のミサイルはじめ、その他武器のウクライナへの提供を支持すると表明した。
プリスタイコ駐英ウクライナ大使は8日、現在すでに1500人以上のウクライナ軍人が英国領内に訓練のために滞在していると発言した。
英国のジョンソン首相は7日、ゼレンシキー宇大統領との電話会談を行なった際、同大統領との友情への感謝を伝えた。
2022年7月7日
プリスタイコ駐英ウクライナ大使は7日、ジョンソン英首相の潜在的後継者は皆、ジョンソン氏と概ね同様にウクライナ支持、ロシアとの対立支持継続の人物だと説明した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は7日、ジョンソン英首相と電話会談を行い、これまでのウクライナに対する断固とした妥協のないサポートにつき謝意を伝えた。
ウクライナの国家汚職防止庁(NAPC)は7日、複数の西側諸国により制裁がまだ科されていないロシアのプロパガンダ要員について報告した。
ウクライナ東部ドネツィク州のキリレンコ州軍行政府長官は7日、同日ロシア軍の同州臨時州都クラマトルシクへのミサイル攻撃により、民間人が1名死亡、6名が負傷したと発表した。
ドイツのショルツ首相は、ウクライナへと安全の保証を提供する準備がある複数の国がその詳細について協議を続けているが、その保証とは北大西洋条約機構(NATO)の条約第5条(集団防衛)の定めるような方策には絶対にならないと発言した。
ウクライナのマリャル国防次官は7日、ウクライナの女性が軍に義務として徴兵されるという話は現在なされていないと説明した。同時に、志願してウクライナ軍に加わった者は、ロシアの全面的侵攻開始から数千人に上ると伝えた。
ロシア連邦のラヴロフ外相が6日に仏露首脳電話会談の内容が仏テレビ局により放送されたことを「外交儀礼に反する」と非難したことにつき、ウクライナ外務省のニコレンコ報道官は同日、昨年11月にロシア外務省が独・仏外相との機密の書簡やりとりを許可なく公表した出来事を喚起した。
オデーサ州軍行政府長官顧問のブラッチューク氏は7日、ウクライナ軍がロシア軍から奪還した黒海のズミーニー島にてウクライナ国旗が掲揚された様子を写した写真を公開した。
ウクライナのクレーバ外相は、ウクライナの海洋港から穀物を輸送するための海路開通に関する協議につき、合意まで「あと数歩」残っているだけだが、その数歩、特にウクライナにとっての安全確保の合意が難しいと指摘した。
ウクライナ東部ドネツィク州のキリレンコ州軍行政府長官は、6日の同州トレツィクへのロシア軍のミサイル攻撃により、1家族3人が死亡したと報告した。
アイルランドのマーティン首相は6日、ウクライナ首都キーウを訪問し、ゼレンシキー宇大統領と会談した。マーティン首相は、ロシアに対してウクライナへの非人道的な侵略を止めるよう呼びかけ、ロシアによる食糧を武器として利用する試みを非難した。
2022年7月6日
ウクライナ南部ミコライウ州のキム州軍行政府長官は、隣接し、ロシアに占領されているヘルソン州州都ヘルソンの人々の感情について説明した。