キーウ周辺でロシア侵略への抵抗の準備続く=ウクライナ国防省
ウクライナ陸軍司令官であり、首都キーウ(キエフ)防衛を指揮しているオレクサンドル・シルシキー上級大将は、ロシア侵略軍を迎え撃つための防衛設備の状況にコメントした。
2022年3月5日
ウクライナ陸軍司令官であり、首都キーウ(キエフ)防衛を指揮しているオレクサンドル・シルシキー上級大将は、ロシア侵略軍を迎え撃つための防衛設備の状況にコメントした。
ウクライナのゼレンシキー大統領は5日、ウクライナはすでに戦後のウクライナ国民の未来について考えており、主要金融機関との間でウクライナへの支援についての協議を行っていると発言した。
5日未明は、ウクライナの大半の州で平穏だった。
ウクライナのヴェレシチューク副首相兼一時的被占領地再統合相は5日、ロシア軍は住民避難のために設置された人道回廊と停戦を利用して前進していると伝えた。
G7外相は4日、ブリュッセルにて外相会合を開催し(林日本外相はオンライン出席)、ロシアによるウクライナに対する侵略を強く非難し、一般市民へも被害を出している攻撃を即時に止め、軍の即時撤退を要求した。
米国で実施された世論調査によれば、回答者の74%がロシアからの侵略の続くウクライナにて、飛行禁止区域を設置することを支持すると回答した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は4日、同日の北大西洋条約機構(NATO)首脳会談にて、ウクライナ上空の飛行禁止空域設定案が支持を得られなかったことにつき、「ロシア軍によるさらなる空爆に青信号を出した」ことになるとして批判した。
2022年3月4日
ウクライナのゼレンシキー大統領は4日、欧州各地の人々に対してウクライナへのサポートを呼びかける動画を公開した。
ボレル欧州連合(EU)上級代表は4日、EUはゼレンシキー大統領にロシアによる侵略と戦うのを止めるよう頼むつもりはなく、代わりに、ロシア経済を弱らせ、協議でのウクライナの立場を強めるために行動している。
ジェルノウ・キーウ(キエフ)市軍事行政府長官は4日、キーウ市は敵の戦略的目的であるとし、キーウ市民に対して、防衛のために力を結集するよう要請した。同市を守る領土防衛部隊には毎時間新たに市民が入隊しており、現時点でその数は2万5000人を超えているという。
ウクライナのポドリャク大統領府長官補佐官は4日、ロシアは同国軍がウクライナ領の一部を支配していると考えているが、実際にはそこには侵略者を殲滅するウクライナ人がいると発言した。
ウクライナ・ロシアの協議のウクライナ代表団に加わる、ポドリャク大統領府長官補佐官は4日、同協議3回目は明日か明後日開催されることを期待していると発言した。
ウクライナ・ロシアの協議のウクライナ代表団に加わる、ポドリャク大統領府長官補佐官は4日、現在、ウクライナ、ロシア、国際赤十字委員会(ICRC)の代表者が人道支援・住民非難のための「緑の回廊」の設置問題につき協議を行っていると説明した。
ウクライナのクレーバ外相は3日、国際パートナーに対して、ウクライナ上空に飛行禁止空域を設定するよう呼びかけ、そうしなければロシアによって殺されるウクライナ人の血が「あなたの手にもかかることになる」と発言した。
リトアニアのナウセーダ大統領は4日、西側諸国はウクライナが対空防衛システムを構築する支援をしなければならないとし、そうでなければ同国へ侵略を続けるロシアの攻撃により「地上に甚大な損害が生じる」と発言した。
4日、ウクライナ軍参謀本部は、ウクライナへの侵略を続けるロシア軍軍人の死者数は約9166人となったと発表した。
ロシアからの侵略の続くウクライナのゼレンシキー大統領は4日、日本の岸田首相と電話会談を行い、同日ロシア軍から攻撃を受けたザポリッジャ原子力発電所について報告した。
レズニコウ・ウクライナ国防相は4日、ロシアの対ウクライナ侵略開始から9日目を迎え、ウクライナはロシア軍に反撃を続けているが、近々状況の転換が生じるだろうとし、それに向けて力を集結しなければならないと発言した。
ロシアからの侵略の続くウクライナでは、4日未明、南部エネルホダル市に位置するザポリッジャ原子力発電所敷地内の施設に、ロシア軍からの砲撃が着弾し、火災が発生した。現在、すでに鎮火済み。
ウクライナのゼレンシキー大統領は3日、ロシア軍はハルキウ市のウクライナ人が避難するための「緑の回廊」を自国領に向けて開いているが、他のところ(ウクライナ領)へ行こうとすると攻撃していると伝えた。
2022年3月3日
ウクライナのゼレンシキー大統領は3日、世界がウクライナを守ることにつき、優柔不断な行動をしているとして批判した。
3日、米国は、プーチン露大統領に近い大富豪(オリガルヒ)とロシアの情報機関と繋がりのある偽情報メディアに対して制裁を発動した。
3日に開催されたウクライナとロシアの2回目協議では、ウクライナ代表団は、期待していた結果を得られなかった。
仏大統領府内関係者は、プーチン露大統領は妥協を拒否しており、ウクライナ全土を支配下に入れたがっており、最悪の状況はまだこれから起こるだろうと指摘している。
ウクライナのクレーバ外相は、3月4日にNATO加盟国外相とウクライナへの対空兵器の供与について協議を行う。
ロシアからの侵略の続くウクライナでは3日、北部のチェルニヒウがロシア軍の爆撃を受け、民間人22名が死亡した。
3日、ウクライナとロシアの代表団は、2回目の協議を開始した。
ウクライナのダニーロウ国家安全保障国防会議(NSDC)書記は3日、過去24時間はロシア軍はどの方面でも大きく前進することができず、現在侵攻は止まっていると指摘した。
ロシアによる侵略の続くウクライナの東部ドネツィク州マリウポリでは、3月2日、ロシア軍による激しい攻撃が行われた。ボイチェンコ市長は、「ロシア侵略者は、住民を殲滅したがっている」と発言した。
クリミア出身のウクライナのプロボクサーであり、現WBAスーパー・IBF・WBO世界ヘビー級統一王者であるオレクサンドル・ウシク氏は、現在キーウ(キエフ)の領土防衛部隊に参加している。同氏は、「いつリングに戻れるかわからない」と発言した。