ロシア占領下のウクライナ南部複数自治体で親ウクライナ集会開催
ウクルインフォルム
6日、ロシアにより一時的被占領地にあるザポリッジャ州メリトポリ、ヘルソン州へニーチェシク、カホウカ、カランチャクにて、住民による親ウクライナ集会が開催された。
メリトポリ市では、市議会がフェイスブック・アカウントで報告した。
参加者は、「一つの唯一のまとまったウクライナ」「メリトポリはウクライナだ」「ウクライナは勝つ」といったシュプレヒコールをあげた他、ロシア兵に対して「あなたたちは歓迎されていない」などと叫んだ。また、中央広場にてウクライナ国歌が斉唱された。
へニーチェシク市では、参加者のオレフ・ホルボウシキー氏がフェイスブック・アカウントにて人々がウクライナの国旗を持って町の中心部へ向かい国歌を斉唱したと伝えた。また、「へニーチェシクはウクライナだ」「占領者は出て行け」「ウクライナは至高だ」などとのシュプレヒコールが聞かれたという。
カランチャク町でも住民たちは、ウクライナから敵が出ていくよう要求した。ソボレウシキー・ヘルソン州行政府が公開した動画では、人々は「家へ帰れ!(ダモイ!)」「カランチャクはウクライナだ」などと叫んだ。ロシア兵は、催涙ガスのようなものを集会参加者に浴びせていた。
また、同日、ヘルソン州では、その他にも被占領下にあるカホウカ、ノヴァカホウカ、ヘルソン、ノヴォオレクシーウカでも同様の親ウクライナ集会が開催された。