ウクライナ大統領府、「協議参加者が毒を盛られた」報道を否定
ウクルインフォルム
ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問(ウクライナ・ロシア和平協議参加者)は28日、協議グループ参加者は皆、通常通り活動しているとコメントした。
ポドリャク氏のコメントは、ウクライナ・ロシア和平協議参加者3名が毒を盛られたとする報道にコメントした形となる。ウクルインフォルムが伝える。
ポドリャク氏は、「協議グループ参加者は皆、今日、通常の体制で活動している。情報空間には現在多くの情報推論、様々な陰謀論、様々な情報ゲームの要素がある。そのため、もう一度繰り返す。協議グループ参加者は、今日、通常の体制で活動している」と発言した。
これに先立ち、民間調査報道団体「ベリングキャット」のメンバーが、ウクライナ・ロシア協議に参加した代表団のメンバー3人が化学兵器中毒の症状を感じた、その一人はロシアのオリガルヒ(大富豪)ロマン・アブラモヴィチだったと発表していた。
さらに、中毒症状を感じたもう一人は、ウクライナ代表団に加わるルスラン・ウメロフ最高会議(国会)議員だったと報じられた。
他方、ウメロフ議員は、フェイスブック・アカウントにて、同情報を否定し、自身は元気だと伝えていた。