ロシア軍人、チョルノービリ原発明け渡し文書に署名
ウクルインフォルム
ロシア軍は、チョルノービリ(チェルノブイリ)原子力発電所の明け渡し意図を最終的に確認する文書を作成し、署名した。
31日、ウクライナの原子力発電公社であるエネルホアトム社がテレグラム・チャンネルにて伝えた。
署名された文書は、「チョルノービリ原子力発電所保護の受け入れと引き渡し決定」と名付けられており、「保護施設の管理局側から、ロシア連邦国家親衛隊軍隊に関する苦情はない」と書かれている。
エネルホアトム社は、「判明したことは、占領者は発電所を5週間以上、『保護していた』(編集注:と主張していた)ということだ」と指摘した。
これに先立ち、エネルホアトム社は31日、チョルノービリ(チェルノブイリ)原子力発電所など、立入制限区域の施設を占拠していたロシア軍が、少人数の兵力のみ残してベラルーシ方面へ出発したと発表していた。