ゼレンシキー宇大統領、ロシア軍のクラマトルシク駅ミサイル攻撃にコメント 「果てしない悪だ」
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ウクルインフォルム
8日、ロシア軍がウクライナ東部クラマトルシク市の鉄道駅にミサイル攻撃をし、30人以上の死者、100人以上の負傷者を出したことにつき、ゼレンシキー宇大統領は、「果てしない悪だ」とコメントした。
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルにコメントを掲載した。
ゼレンシキー大統領は、「民間のウクライナ国民が何千人と滞在し、避難を待っていたクラマトルシク鉄道駅を、占領者がトーチカUで攻撃した…。死者約30人、様々なレベルの負傷者約100人。警察官と救助隊がすでに現場にいる。ロシアの非人間的な者たちは、自らの手法を変えていない。彼らは、戦場で対峙する力も勇気もなく、冷笑的に民間人を殲滅している。それは、果てしない悪だ。その悪が罰されなければ、それが止まることは決していない」と書き込んだ。
8日、ウクライナへの侵略を続けるロシア軍は、東部ドネツィク州クラマトルシク市の鉄道駅へミサイル攻撃を行った。国鉄ウクルザリズニツャ社は、テレグラム・チャンネルにて、同攻撃にて、30名以上が死亡、100名以上が負傷したと発表した。
なお、クラマトルシク市は、ドネツィク州の中心都市であり、同市の鉄道駅は、同地域から電車でウクライナのその他の地域へ向かう場合の拠点となっている。
ウクライナでは、2月24日から、ロシアによる全面的侵略が続いている。