和平協議はドネツィク・ルハンシク両州の情勢展開に左右される=ルハンシク州行政府長官
ウクルインフォルム
ウクライナ東部のハイダイ・ルハンシク州軍行政府長官は、今後数日でロシア軍はルハンシク・ドネツィク両州に侵攻する可能性があり、ロシアとの和平協議プロセスは、両州の情勢がどのように展開するかに左右されるだろうとの見方を示した。
ハイダイ氏がウクラインシカ・プラウダ通信へのインタビュー時に発言した。
ハイダイ氏は、「私たちは、大体3、4日以内に侵攻があると見ている。彼らは今のところ、ブレーキをかけている。なぜなら、すでに長期にわたり続いている悪夢の電撃戦を繰り返したくないからだ。彼らは、その再現を避けたがっている。そのため、100%突破できるように戦力を集めているのだ。(侵攻は)一昨日、昨日には行われるはずだったが、うまくいかなかった。さらに、私たちの兵は、ある場所ではうまく撃退し、あるところでは少し侵攻を許している。思うに、数日間だ。そして、彼らは侵攻に移る。その侵攻がどのように展開するかに、協議プロセスは左右されることになる」と発言した。
同氏はまた、ウクライナの協議参加者たちは、ウクライナ軍には全ての必要なものが提供されており、人々にはパニックはないことを理解しておくことが重要で、協議には落ち着いて臨めば良いと発言した。