キーウ市内のウクライナ・ロシア友好の像解体開始
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ウクルインフォルム
26日、キーウ(キエフ)市中央部にて、「民族友好のアーチ」の下に1982年に設置された「ウクライナのロシアとの再統合記念」像の解体が始まった。
クリチコ・キーウ市長がフェイスブック・アカウントにて伝えた。
クリチコ氏は、「今日、解体が始まり、夜には終わる予定だ。1982年に首都中心部に設置された『ウクライナのロシアとの再統合記念』の二人の労働者の銅像を撤去する。ロシアは、自らのウクライナへの態度を、私たちの国家と平和なウクライナ人を全滅させるという残虐な願望でもって『記念』した。8メートルの鉄製のいわゆる『二つの民族の友好』を私たちは解体する。そして、象徴的なことだが、銅像をクレーンで持ち上げようとした時に、ロシア側の労働者の頭が落ちたのだ…」と書き込んだ。
また、同氏は、近くに設置されている巨大な「民族友好アーチ」は今後名前が変えられるとし、「古いシンボルは、新たな意味を得る! それはウクライナ国旗の色にライトアップされる」と指摘した。また、「私は、決定案に署名をして提出した。それはキーウ市議会が次の会合で審議する。『ウクライナ人の自由のアーチ』への改名だ」と伝えた。また、市内にあるソ連やロシアと関係のある記念碑など約60点を今後解体していく予定だと報告した。
さらにクリチコ氏は、キーウ市内では、460点以上の通りや施設の改名予定リストが作られたとし、5月1日まで本件に関する市民議論が続くと指摘した。
写真:クリチコ・キーウ市長(フェイスブック)