ロシア軍のウクライナ東部ルハンシク州砲撃続く
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ウクルインフォルム
ウクライナ東部ルハンシク州のハイダイ州軍行政府長官は8日、臨時州都シェヴェロドネツィクではウクライナ軍がロシア軍の侵攻を止めており、また隣接するリシチャンシクでは市の中心部も砲撃があり、危険な状況だと発言した。
8日朝、ハイダイ長官がテレグラム・チャンネルにて伝えた。
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ハイダイ氏は、「昨日、リシチャンシクの中心部の通りの一つにて、火砲砲撃の後、地元住民が1名死亡した。同市では、女性が1人、チェルニウツィーの病院へと搬送された」と伝えた。
またハイダイ氏は、同州では複数の集合住宅が損傷したとしつつ、特に過去1時間ではウルビウカとゾロテーで多くの破壊が確認されたとし、州内では過去24時間で25件の建物が損傷したと伝えた。
さらに同氏は、シェヴェロドネツィクではウクライナ軍人がロシア軍に対して抵抗を加え、襲撃を抑えており、戦闘が続いていると伝えた。
また、同日6時のウクライナ軍参謀本部のフェイスブック・アカウント上の発表でも、シェヴェロドネツィク方面では、ウクライナ軍はシェヴェロドネツィク市の襲撃を成功裡に抑えていると報告されている。また、トシキウカ周辺で敵が襲撃をしたけれども、成功はしていおらず、さらに敵はウスティニウカ方面へ進軍しようとしたけれど、ウクライナ軍が撃退したと報告された。