「ハルキウ州反攻成功は準備情報が漏れなかったため」=ウクライナ政府当局
ウクルインフォルム
ウクライナの文化・情報政策省傘下にある戦略コミュニケーションセンターは12日、ハルキウ州での反攻成功は、その準備に関する情報が漏洩しなかったからだと指摘した。
同センターがテレグラム・チャンネルで発表した。
発表には、「ウクライナ軍は、ハルキウ州の大半を占領から解放し、州の国境地点のコントロールを回復した。ロシアに対しては、同国がその地に永遠にあるわけではないことを示すことになった。ウクライナ軍の反攻は、私たちの英雄の匠の技を示すことになり、ロシアが数週間かけて奪った自治体は数日間で解放され、その際、建物やインフラは維持されたし、さらには多くの戦利品や敵捕虜を得た。敵軍北翼が壊滅する中、激しい戦いはドンバスと南部で続いている」と書かれている。
同センターはその際、反攻準備の機密が維持されていなかったら今回の成功は達成できなかったであろうと指摘した。そして、「だからこそ、マスメディアやソーシャルメディアが戦争のテーマで過剰な話題作りをしないことが大切なのだ。一つ一つの自治体解放に。ウクライナは自らの防衛者の命を代償として払っている。それを忘れないで欲しい」と強調した。
これに先立ち、10日、マリャール宇国防次官は、ウクライナ軍による自治体解放の情報を時期尚早に拡散することのないよう呼びかけていた。