露軍によるウクライナ南部ドニプロ市へのミサイル攻撃で14名が負傷
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ウクルインフォルム
17日朝、ロシア軍は、ウクライナ南部ドニプロ市をミサイルで攻撃した。現時点で14名の負傷者が確認されている。
レズニチェンコ・ドニプロペトロウシク州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、ミサイルは同市2地区が狙われたとし、産業企業への着弾が確認されており、大きな火災が発生、近隣の住宅が損傷していると伝えた。
さらに同氏は、「ドニプロへのロシアの攻撃ですでに14名が負傷した。その中には15歳の少女もいる。皆が市内の病院だ」と書き込んだ。
ゼレンシキー宇大統領は、テレグラム・チャンネルにて、ドニプロ市へのミサイル着弾の場面の動画を公開した。
その際、ゼレンシキー氏は、「これが、テロリストが平和をどのように欲しているかを示す、ドニプロからの新たな確認である。平和な町、人々の普通の生活を送りたいという願望。職場へ通勤していたり、用事に向かっていたり。そこをミサイル攻撃である! 実際には、テロ国家は、ウクライナ人にできるだけ多くの痛みと苦しみをもたらしたがっているのだ」と書き込んだ。
なお、17日朝の時点で、キーウ、キーウ州、リヴィウ、ドニプロ、オデーサなどでロシア軍のミサイル攻撃・防空システムによる撃墜が報告されていた。
また、17日未明、ロシア軍は、ウクライナ南部ザポリッジャ州ヴィリニャンシク地区をミサイルで攻撃。現時点で住民2名の死亡が判明している。