ヘルソン、ロシア軍の攻撃で住民1名死亡=各地被害
ヘルソン州検察がテレグラム・チャンネルで報告した。
発表には、「武力紛争法違反による裁判前刑事捜査が始まった。(中略)12月18日、ベリスラウ地区の1自治体にて、砲撃により地元住民1名が死亡。19日朝、ヘルソン市内で男性1名が死亡した」と書かれている。
また、ヘルソン市、同市周辺自治体、ベリスラウ地区がロシア軍の砲撃を受け続けているとし、過去48時間で5名の民間人が病院に搬送されたと発表された。
敵は、多連装ロケットシステムとS-300のミサイルで攻撃しているという。
その他、ティモシェンコ宇大統領府長官も、ヘルソン市のヘルソン州軍行政府庁舎への攻撃の被害の写真を公開した。
また、南部ミコライウ州では、シャイヘト警察ミコライウ州総局長官が、テレグラム・チャンネルにて、19日未明、ウクライナ側はロシア軍の巡航ミサイルを撃墜したと報告した。
シャイヘト氏は、「ペルヴォマイシク地区。未明、オークたちはまたもや攻撃してきた。私たちは、撃墜した巡航ミサイル(ソ連製)の破片を発見し、記録している。防空の良い仕事だ」と伝えた。
南部ドニプロペトロウシク州のレズニチェンコ州軍行政府長官は同日、テレグラム・チャンネルにて、未明にロシア軍が同州を自爆型無人機、重火器、多連装ロケットシステム「グラート」で攻撃してきたと報告した。
レズニチェンコ氏は、「私たちの空軍司令部『スヒード(東部)』の防衛者たちが州上空で2機の無人機を破壊した。シャヘドだった。ニコポリ地区では、占領者は、グラートと重火器で60弾以上の砲弾を発射した」と書き込んだ。
敵は、チェルヴォノフリホリウカ共同チア、ミロヴェ共同体、マルハネツ共同地を攻撃したという。犠牲者は出ていないが、多くのものが破壊されたと書かれている。
キーウ市軍行政府は、テレグラム・チャンネルにて、同日未明のロシア軍の攻撃の際、敵が同市に向けて飛ばした23機の無人機の内18機が撃墜できたと伝えた。
市軍行政府は、ポプコ長官の発言として「首都上空の空襲警報の間、23機の敵の無人機が確認された。私たちの防衛戦力は、18機の無人機を撃墜した。犠牲者は出ていない。しかしながら、破片によって、ソロムヤンシキー地区の道路が損傷し、シェウチェンキウシキー地区の集合住宅の窓が割れた。残念ながら、重要インフラ施設への着弾がある。緊急対応班が被害を取り除いている」と伝えた。
ニェビトウ・キーウ州警察長官は、テレグラム・チャンネルにて、同州では同日のロシア軍の無人機攻撃により、9軒の建物が損傷し、住民3名が負傷したと報告した。
東部ハルキウ州では、18日、シニェフボウ州軍行政府長官が、ロシア軍によるクプヤンシク地区への砲撃を報告した。
シニェフボウ氏は、キウシャリウカへの攻撃により、31歳の男性住民が破片で負傷し、また病院が破壊されたと伝えた。
これに先立ち、19日未明、ロシア軍は、キーウ市やキーウ州をはじめ、ウクライナ各地にイラン製の自爆型無人機で攻撃を行っていた。