ロシア軍、クリミア北部で塹壕設置を継続
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ウクルインフォルム
オシント(オープンソースインテリジェンス)の専門家によれば、ロシア占領軍は、引き続き占領するウクライナ領クリミア北部にて塹壕を掘り続けている。
2日、オシント専門家がのブレディ・アフリック氏がツイッター・アカウントにて衛星写真を用いて説明した。
アフリック氏は、「最新の衛星写真にロシア軍がクリミア北部に設置した塹壕が見える。この陣地は、過去1か月の間に建設されたものであり、ヘルソン州から約10キロ米の地点にある」と指摘した。
Trenches built by Russian forces in northern Crimea are visible in recent satellite imagery.
— Brady Africk (@bradyafr) January 2, 2023
These positions were constructed over the past month and are about 10 kilometers from Kherson Oblast. pic.twitter.com/4C9AI3wrO3
これに先立ち、昨年11月、ロシア軍が、ウクライナ領南部のクリミアとヘルソン州の間で、新たに塹壕を掘ったり、以前掘ったものを刷新したりしていることが報告されていた。
なお12月、ウクライナのダニーロウ国家安全保障国防会議(NSDC)書記は、ロシア軍がクリミアで新たに作っている塹壕につき、「それは絶対に役に立たない」と発言している。