ロシア軍、ウクライナ東部スロヴヤンシクをミサイルで攻撃 民間人死者5名判明
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ウクルインフォルム
ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は14日、同国東部ドネツィク州スロヴヤンシクをS-300のミサイルで攻撃した。すでに民間人の5名死亡、15名負傷が判明している。
ゼレンシキー宇大統領は、テレグラム・チャンネルにて、同攻撃の被害を写した動画を公開した。
ゼレンシキー氏は、「スロヴヤンシクだ。占領者は同市を残酷に砲撃した。集合住宅に着弾。残念ながら、死傷者が出ている。悪の国は、再び自らの本質を示した。日中に、人を殺すことで。あらゆる生きているものを壊し、殲滅することで。1つ1つのテロに対して、公正な責任が生じる。私たちの大地にはロシアの一切の痕跡を残さない。敵も、誰一人として不処罰にはしない」と書き込んだ。
キリレンコ・ドネツィク州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、同日18時時点で同攻撃の犠牲者は死者5名、負傷者15名に上っていると伝えた。
同時に同氏は、「瓦礫の下に児童1名を含む、7名の人が埋まっている可能性がある」とも伝えた。
同氏は、ロシア軍のミサイル攻撃は同日16時ごろ、暫定情報ではS-300で行われたと伝えた。
また同氏は、暫定情報による同攻撃の被害として、集合住宅5軒、民家5軒、店、経済施設、クラブ、自動車3台が損傷したと書き込んだ。
写真:ドネツィク州軍行政府