ロシア軍、ウクライナ南部ヘルソン市とザポリッジャ州を砲撃、民間人に死傷者あり
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ウクルインフォルム
ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は23日、同国南部のヘルソン州ヘルソン市とザポリッジャ州を砲撃。民間人に死傷者が出ている。
ヘルソン市の状況については、プロクジン・ヘルソン州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルにて伝えた。
プロクジン氏は、「ヘルソンでは占領軍が公共交通企業を狙って攻撃した。市の生活を確保している民間の職員を攻撃したのだ。残念ながら、55歳の男性が現場で死亡した。さらに5名の同僚が負傷した」と伝えた。
また、ザポリッジャ州軍行政府のマラシュコ長官は、テレグラム・チャンネルにて、ロシア軍は同日朝、ザポリッジャ州の複数自治体を砲撃、民間人が1名が死亡、4名が負傷したと伝えた。
マラシュコ氏は、「朝から露テロリストが民間人を攻撃した。プリモルシケ村では、3名のザポリッジャ州民が武力テロの犠牲者となった。別荘地域の停車場から歩いていたところ、54歳の女性、72歳の女性、66歳の男性が負傷した」と伝えた。
さらに同氏は、ヴォズドヴィジウカでは、砲弾が3軒の建物を破壊し、40歳の男性が負傷したと伝えた。
マラ・トクマチュカ村では、砲撃により35歳の男性が死亡したという。
またオリヒウでは敵の誘導航空爆弾が着弾、プレオラジェンカではクラスター弾での攻撃があったと書かれており、民家や集合住宅が損傷したという。これらの地点では犠牲者は出ていないとのこと。