ウクライナ西部イヴァノ=フランキウシク州への露軍ミサイル着弾で児童1名が死亡
検事総局が、テレグラム・チャンネルにて伝えた。
その他検事総局は、爆風と破片で、民間施設が部分的に破壊されたと報告した。
ウクライナのイフナト空軍報道官は、テレビ番組「統一ニュース」出演時、11日にロシア軍が発射した弾道ミサイル「キンジャル」はウクライナ西部イヴァノ=フランキウシク州の軍用飛行場を狙ったものであり、まもなく欧州へと訓練へと出発する若い航空機操縦士を攻撃しようとしたものだと発言した。
イフナト氏は、「しれは、テロリストたちのミサイルKh-47による新しい攻撃である。ミサイルは、敵にこれまでも狙われてきた軍用飛行場を標的としていた。スタロコスチャンティニウ飛行場(編集注:フメリニツィキー州)が現在ロシア占領軍の攻撃の被害を最も多く受けている。今回は、イヴァノ=フランキウシク州、私たちの若者、私たちの若い操縦士が狙われた。彼らはまもなく訓練に出る者たちだ。若い操縦士たちは、別のプログラムで訓練に出る。英国やその他の国が彼らに新しい型、西側の飛行機、何よりF16の訓練を行う。よって敵は、私たちの若者にも攻撃を加えて、私たちに今後の新しい西側兵器によるさらなる軍備増強の展望を奪いたがっていたのだ」と強調した。
同氏はまた、キンジャル1弾はキーウ方面で撃墜されたが、残りのキンジャルは全てイヴァノ=フランキウシク州へと飛来したと指摘した。
これに先立ち、11日10時ごろ、ロシア侵略軍は、4機のMiG31Kから空中発射型弾道ミサイル「キンジャル」4弾を発射。ミサイルはロシアのトゥーラ州とリペツク州からウクライナへ飛来した。ミサイルは、ウクライナ北部からウクライナ領空に入り、西部のイヴァノ=フランキウシク州コロミヤ飛行場へ向かっていた。
写真:検事総局