露クルスク州変電所への攻撃はウクライナの無人機によるもの=宇保安庁
ウクルインフォルム
ウクライナ保安庁(SBU)関係者は、ロシア連邦クルスク州の変電所への攻撃はウクライナの無人機によるロシアの重要軍事施設への攻撃だとし、ロシアがウクライナの電力インフラへの攻撃を続けるなら、さらなる爆発が生じるだろうと発言した。
29日、SBU関係者がウクルインフォルムにコメントした。
関係者は、「今のところロシアの国防省はあたかもクルスク州でウクライナの無人機11機を撃墜したかのような報告をしているが、変電所への攻撃の成功の動画が存在する。その変電所へは、他の施設と並び、敵の重要な軍事施設が接続されている。動画では、無人機がどのように標的に対して活動したかが見られる。私たちのさらなる特殊作戦のおかげで、占領者は、『ブラックアウト』は単なる外国語ではなく、彼らのところにももう迫ってきている現実なのだと理解し始めている。もしロシア連邦が引き続き私たちのインフラを攻撃するなら、同国はさらなる『木綿』(編集注:爆発の意)を得ることになろう」と発言した。
動画:SBU提供
これに先立ち、29日、ロシアのクルスク州において無人機による攻撃があり、同州5つの自治体で停電が生じていた。これにつき、ロシア国防省は、同国のカルーガ州とクルスク州にて11機の無人機を撃墜したと発表していた。