露軍のウクライナへの大規模攻撃の死者39名に上る=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は、12月29日のロシア軍によるウクライナ各地への大規模攻撃の際には約120の自治体に被害が及び、159名が負傷し、39名が死亡したと伝えた。
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで報告した。
ゼレンシキー氏は、「今まで昨日のロシアの攻撃の被害除去作業が続いている。約120の町や村、数百の民間施設が被害を受けた。私は、ウクライナ国家非常事態庁の救助隊員、公共企業職員、警察官、現在現場で支援し、人々を支えている人、瓦礫を取り除き、普通の生活を回復している人たち皆に感謝している」と発言した。
また同氏は、昨日のロシア軍の攻撃で現時点で合計で159名が負傷し、39名が死亡したことが判明していると伝え、また遺族や近親者に哀悼を表明した。
これに先立ち、29日、ロシア軍はウクライナ各地に自爆型無人機とミサイルで大規模な攻撃を行っていた。キーウでの死者数は、現時点までに16名に上っている。