ゼレンシキー宇大統領、オリンピック停戦実現可能性に懐疑的な見方示す
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は17日、パリでの夏季オリンピック開催中に停戦するという提案に懐疑的な見方を示した。
ゼレンシキー大統領が記者との対話の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「私たちにはもう停戦はあった。しかし、その敵との停戦はあまり機能しないのだ。さらにリスクもある。停戦中に相手側戦力が私たちのところに近付いてこないことを誰が確認するのだ? 停戦は、兵器を近付けて、後で攻勢を仕掛けることを妨げない。つまり、私は詳細を理解していないのだ。私にとって、今のところそれは、非現実的な話のように聞こえる」と発言した。
これに先立ち、フランスのマクロン大統領が4月15日、パリ五輪の開催期間中、ロシアの対ウクライナ侵略戦争とイスラエルとハマスの間の戦争で「オリンピック休戦」が実施されることへの期待を表明していた。