8日の露軍ミサイル攻撃でキーウ市内の民間病院従業員が5名死亡
ウクルインフォルム
8日のロシア軍によるウクライナ各地への大規模ミサイル攻撃の際に、キーウでは民間総合病院「アドニス」にて、5名の従業員が死亡した。
アドニスがフェイスブック・アカウントで報告した。
アドニスは、「2024年7月8日の私たちのリヴォベレジュニャ地区の病院『アドニス』におけるその悲劇は、他者を助けるために仕事に来ていた私たちの同僚5人の命を奪った」と伝えた。
亡くなったのは、会計のヴィクトリヤ・ボンダレンコ、医師のスヴィトラーナ・ポプラウシカ、看護師のテチャーナ・シャロヴァ、医師のヴィクトル・ブラフツァ、それからオクサーナ・コルジュの5名だとし、病院は遺族に哀悼を表明した。
また、会計のナターリヤ・モリャルが重体で現在も集中治療室に入っていると報告されている。
これに先立ち、ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は8日、キーウ、ドニプロ、クリヴィー・リフ、スロヴヤンシク、クラマトルシクに対して大規模ミサイル攻撃を行っていた。同攻撃の際の首都キーウにおける死者数は、10日朝時点で34名に上っている。