
露軍、再び大規模攻撃 ウクライナはミサイル81弾と無人機80機を撃墜=空軍
ウクルインフォルム
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、12日から13日にかけて同国各地に対してミサイルと無人機による大規模攻撃を行った。ウクライナ防衛戦力は、ロシア軍が発射した巡航ミサイル80弾、弾道ミサイル1弾、無人機80機を撃墜した。
ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルで伝えた。
空軍は、12日14時から13日10時にかけて、ロシア軍がウクライナに対して、様々なミサイルと無人機を用いた組み合わせ空撃を行ったと報告した。
ロシア軍が発射したのは、以下のとおりの計287点の攻撃手段(ミサイル94弾、無人機193機)。
・空中発射型弾道ミサイル「Kh47M2 キンジャル」4弾(露タンボフ州の戦闘機「MiG31K」から発射)
・弾道ミサイル「イスカンデルM」2弾(露ブリャンスク州、被占領下クリミアから発射)
・(北朝鮮製)弾道ミサイル「KN23」1弾(露ブリャンスク州)
・巡航ミサイル「Kh101」「Kh55CM」55弾(ヴォルゴグラード州の戦略爆撃機「Tu95MS」から発射)
・巡航ミサイル「カリブル」23弾(黒海海上から発射)
・巡航ミサイル「イスカンデルK」7弾(露ヴォロネジ州、ロストフ州から発射)
・誘導航空ミサイル「Kh59/69」1弾(被占領下ルハンシク州から発射)
・自爆型無人機「シャヘド」など193機(露クルスク、プリモルスコ=アフタルスク、オリョール、ブリャンスク、ミレロヴェから発射)
これに対して、ウクライナ側は、11時30分の時点で以下の目標を撃墜したという。

・巡航ミサイル「Kh101」「Kh55CM」「カリブル」「イスカンデルK」80弾
・弾道ミサイル「イスカンデルM」1弾
・無人機 80機
さらに、無人機他105機は、飛翔中に消失。さらに5機はロシアへ、1機はベラルーシへと飛翔していったという。
空軍は、今回のミサイル・無人機攻撃は、基本的にウクライナのエネルギー施設を狙ったものであったと報告している。