
ロシア軍が北朝鮮兵を襲撃に投入し始めた=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は14日、ロシア軍が目立った数の北朝鮮兵を襲撃に投入し始めたと報告した。
ゼレンシキー大統領が動画メッセージで伝えた。
ゼレンシキー氏は、「本日はもう、ロシア人が目立った数の北朝鮮兵を襲撃に投入し始めたという暫定情報がある。ロシア人は、彼らを統合部隊に加え、クルスク州の地区での作戦にて用いている。今のところそこだけだ。しかし、私たちは、前線の別の地点でも投入の可能性があることに関する情報を有している。そのカテゴリーの中の損耗もすでに目立った数である」と発言した。
また同氏は、ロシアは実質的にこの戦争にもう1つの国を引き込んでいるし、その程度は最大限だと指摘した。そして同氏は、「これがエスカレーションでなければ、何がエスカレーションなのだろうか?」と発言し、プーチンこそが現在の戦争を拡散し、継続しており、アジアにおいても、問題が生じることを望んでいると指摘した。そして同氏は、「そのためにこそ、ロシア人は北朝鮮に現代の戦争を教えているのだ」と強調した。
同時に同氏は、ロシアが、中国やブラジル、多くの他の国による、沈静化のためにあらゆることを行う必要があるとの呼びかけを無視しているとし、「世界の強い反応がなければ、ロシアは戦争を悪化させる。いつもそうだ」と指摘した。
そして同氏は、「私たちは自衛していく。その北朝鮮人に対してもだ。私たちは今後も、この戦争を止めるため、保証された平和で速やかに止めるために、全てのパートナーたちと調整して行動していく」と伝えた。
その上で同氏は、来週は欧州にて共通作業について話していくとし、対露制裁、ウクライナ防衛支援、欧州の共同防衛への投資、平和のための強力な外交は、来年主要な目的を達成できるように、毎日拡大していくべきものだと指摘した。