シルシキー宇軍総司令官、ドネツィク州滞在 「ロシア軍は肉弾襲撃を継続」
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ウクルインフォルム
ウクライナのシルシキー軍総司令官は、ウクライナ東部ドネツィク州に滞在したことを報告し、ロシア軍は現在肉弾襲撃を継続して記録的な損耗を出していると指摘した。
シルシキー軍総司令官がフェイスブック・アカウントに書き込んだ。
シルシキー氏は、ドネツィク州で防衛作戦を実施している部隊で作業したとし、これらの方面は依然として最も激しいと報告した。
そして同氏は、「敵は、不断の肉弾襲撃を行続けて、記録的な損耗を出している。過去1週間、侵略者は毎日約1700人の死傷者を出しているし、今年その数字(編集注:死傷者数)は合計で42万7000人になっている。その損耗の大半は、ドネツィク州の私たちの戦死の英雄的な行動の結果だ」と強調した。
また同氏は、敵への火砲攻撃の効率向上、防衛線・陣地の理想的な維持、弾薬・無人機の継続的供給確保、最前線で防衛を行う部隊の強化の措置について指揮官たちと作業したと伝えた。
また、同氏は、医療部隊に必要なものを提供し、特に負傷兵の効果的な避難を組織することに特別な注意が払われたと報告した。
その際同氏は、「この方面での私たちの目的は、敵とその予備兵を最大限殲滅することだ」と強調した。
写真:シルシキー軍総司令官(フェイスブック)