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クルスク作戦開始から半年経過 ウクライナ軍参謀本部が成果報告
参謀本部がフェイスブック・アカウントで伝えた。
参謀本部は、「ウクライナ防衛戦力のロシア連邦領クルスク州での作戦は、2024年8月6日に始まり、すでに半年継続している。戦争開始から11年目にして初めて戦闘行為がロシア領に移された。私たちの軍は引き続き数百平方メートルの緩衝地帯をロシア連邦内に維持している」と伝えた。
また発表には、クルスク攻勢作戦は、ウクライナ領のスーミ州とハルキウ州における敵の新たな攻勢を阻害する目的があったと書かれている。
そして参謀本部は、「この作戦は6か月経ってなお、当該機能をこなしている。同作戦によりロシア占領軍は著しいリソースをクルスク州にさかざるを得なくなり、その他の前線方面での彼らの立場を弱めている」と指摘した。
加えて参謀本部は、ロシアは北朝鮮の支援を請わざるを得なくなったとし、北朝鮮は1万2000人の兵力をクルスク州に向かわせたと喚起した。
そして、発表には、「北朝鮮部隊の総損耗数は約4000人に達している。条件付きの3個北朝鮮旅団の内、実質的に1個が殲滅されており、2個が戦闘能力を失った。故に現時点で、北朝鮮の部隊は前線から後退している」と説明されている。
また、過去6か月のクルスク州における戦闘により、ロシアの損耗兵力数は3万9900人だとし、その内戦死者数は1万6100人だという。
加えて、クルスク州でのロシア軍の喪失機材については、2025年2月5日時点で、戦車131両、戦闘装甲車689台、榴弾砲386台、多連装ロケットシステム12台、防空システム12台、航空機1機、ヘリ3機、無人機931機、車両1164台、特殊機材34機だと報告されている。
ウクライナ防衛戦力は、同作戦遂行時に、909人のロシア軍人を拘束したとし、これにより捕虜交換基金が著しく補充され、これによりロシアに拘束されていた数百人のウクライナ軍人を帰還させることができたという。
参謀本部は、「クルスク攻勢作戦は、ウクライナ防衛軍による、優勢な敵に対して大きな損害を加え、戦場での主導権を掌握することを可能にする、迅速かつ非対称的で成功した行動の一例である」と強調している。
6 місяців від початку Курської операції: загальні втрати ворога – близько 40 тисяч осіб, з них понад 16 тисяч –...
Опубліковано Генеральний штаб ЗСУ / General Staff of the Armed Forces of Ukraine Середа, 5 лютого 2025 р.