
ロシア軍の無人機攻撃、ウクライナ北部の病院等に被害
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ウクルインフォルム
ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、18日夜から19日朝にかけて無人機攻撃を行った。同国北部スーミ州では病院2軒に、チェルニヒウ州では企業の建物に被害が出ている。
スーミ州では、州軍行政府がテレグラム・チャンネルで被害を報告した。
報告には、「スーミ州の最新情勢。本日3月18日、ロシアの無人機が州病院の屋根に落下した。暫定情報では、犠牲者は出ていない」と書かれている。


また、現場では救助当局が活動しているとし、避難措置がとられていると書かれている。
さらに同行政府は、19日未明にも無人機の破片が同州クラスノピッリャの病院に落下したと報告した。報告には、「暫定では犠牲者は出ていない」とし、患者と病院関係者の避難措置がとられていると書かれている。
チェルニヒウ州軍行政府のチャウス長官は、テレグラム・チャンネルにて、ロシア軍が未明、無人機で同州の民間施設を攻撃したと報告した。
チャウス氏は、「本日未明、敵は再び無人機でチェルニヒウ州の民間施設を攻撃した。攻撃を受けたのは、コリュキウカ地区の企業で、建物のと農業機材が破損した」と書き込んだ。
同時に同氏は、犠牲者情報は接到していないと伝えている。