
ウクライナ防衛戦力、ロシア軍のミサイル13弾と無人機40機を撃墜
ウクルインフォルム
ウクライナ防衛戦力は、5日夜から6日朝にかけて、ロシア軍が発射したミサイル13弾と無人機40機を撃墜した。
ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルで報告した。
報告には、夜間、ロシア侵略軍はウクライナに対して、空中、地上、海上発射型のミサイルと自爆型無人機による組み合わせ攻撃を実施したと書かれている。
暫定情報では、空軍のレーダー部隊が補足したのは、以下の各種ミサイル23弾と無人機109機、計132点だったという。
・巡航ミサイル「Kh101/Kh55SM」9弾(露サラトフ州Tu95MSから発射)
・巡航ミサイル「カリブル」8弾(黒海海上から発射)
・弾道ミサイル「イスカンデルM」6弾(露ブリャンスク州から発射)
・自爆型無人機「シャヘド」および自爆型に似せた模倣機109機(ロシア領:ブリャンスク、ミレロヴォ、プリモルスコ=アフタルスク、クルスク、占領下ウクライナ領クリミア:チャウダ岬)
これに対してウクライナ側は、4月6日10時の時点で、この内以下のミサイルと無人機を計53点撃墜したという。
・巡航ミサイル「Kh101/Kh55SM」6弾
・巡航ミサイル「カリブル」6弾
・弾道ミサイル「イスカンデルM」1弾
・自爆型無人機「シャヘド」40機

この他、53機の模倣機は飛翔中に消失したとのこと。
また今回の攻撃で、キーウ方面、スーミ州、ハルキウ州、フメリニツィキー州、チェルカーシ州、ミコライウ州で被害が確認されていると書かれている。
なお、ロシア軍の6日未明のウクライナ首都キーウへのミサイル攻撃による犠牲者数は、死者が1名、負傷者が3名となっている。
写真:国家非常事態庁南部ミコライウ州への無人機攻撃による負傷者は4名確認されている。