露軍攻撃によるキーウの死者6人、負傷者35人に増加
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ウクルインフォルム
ウクライナ首都キーウでは、14日未明のロシア軍による大規模攻撃による死者が6名、負傷者が35名に上っている。
トカチェンコ・キーウ市軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで伝えた。
トカチェンコ氏は、「未明の攻撃による死者数が増加した。救助隊は6人目の犠牲者の遺体を発見した。負傷者は35名に上っている」と書き込んだ。
動画:ダニーロ・アントニューク、ヘンナジー・ミンチェンコ/ウクルインフォルム
キーウ市デスニャンシキー地区の被害 写真:ヘンナジー・ミンチェンコ/ウクルインフォルム
キーウ市ドニプロウシキー地区の被害 写真:イェウヘン・コテンコ/ウクルインフォルム
国家非常事態庁は、テレグラム・チャンネルにて、6名の死者は全員、キーウ市デスニャンシキー地区の5階建て集合住宅へのロシア軍無人機による攻撃の犠牲者だと伝えた。緊急救助作業が続いているという。
これに先立ち、ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、13日夜から14日未明にかけて、同国首都キーウを中心にミサイルと無人機による大規模攻撃を行っていた。
ウクライナ空軍によれば、ロシア軍は13日夜から14日朝にかけて、ウクライナを無人機430機とミサイル19弾(内13弾が弾道ミサイル)で攻撃を仕掛けてきたという。