ウクライナ国境警備庁、日本国民からスパイ用機器を摘発
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ウクルインフォルム
ウクライナ国境警備庁は、モルドバからウクライナへと入国しようとしていた日本国民からスパイ用機器を摘発したと発表した。
7日、国境警備庁が発表した。
発表には、ビルホロド=ドニストロウシキー部隊(編集注:オデーサ州)隊員が外国籍者から秘密裏に情報を取得するための機器を摘発したと書かれている。この人物は、モルドバからウクライナへ秘密裏に同機器を持ち込もうとしていたと説明されている。
この人物は日本国籍者であり、バスに乗っており、国境検問地点「パランカ」(編集注:モルドバ南部)を移動していたという。
関税庁職員との共同による物品検査の際に、同外国籍者から、カメラやマイクロUSB差込口が隠されている眼鏡2本、ペン2本、時計といったスパイ用の機器が摘発されたと説明されている。
本件は、関連機関に通報されたとのこと。このスパイ機器を持っていた人物は越境を認められず、またこれらの機器は確立された手続きをもって押収したと発表されている。