ウクライナ保安庁(SBU)は15日、ロシア正教会のトップであるキリル・モスクワ総主教(ウラジーミル・グンジャエフ)を指名手配に指定した。
ウクライナ内務省の指名手配データベースに掲載されている。
データベース上で、ウラジーミル・グンジャエフ氏はSBUにより指名手配に指定されている。
グンジャエフ氏にかけられている容疑は、ウクライナの領土一体性・不可侵性侵害と侵略戦争の計画、準備、開始、遂行の2件。
グンジャエフ容疑者は、終身刑が言い渡される可能性があるという。また、裁判所はすでに、未決囚予防措置として拘禁を選択している。
これに先立ち、SBUは今年11月4日、キリル・モスクワ総主教(ウラジーミル・グンジャエフ)に対して、ウクライナの領土一体性と不可侵性の侵害とロシア連邦による武力侵略の正当化の容疑を伝達していた。