被占領下クリミアにて、ロシア軍が砲撃訓練を開始
ウクルインフォルム
ロシアは、被占領下クリミアにて、黒海艦隊基地にてロケット・砲兵の砲撃訓練を開始した。
11日、ロシア国防省が発表した。
発表には、「黒海艦隊にて、ロケット・砲兵部隊の軍人による訓練が開始した」と書かれている。
発表によれば、砲撃コントロール訓練が行われる他、二方面戦術訓練が同時に5つの訓練場で行われるとのこと。多連装ロケット砲「グラート」、122ミリ口径自走榴弾砲「グヴォズジーカ」、120ミリ口径榴弾砲「D-30」、120ミリ口径自走砲「ノーナ-S」といった、200以上の軍事・特殊技術が使用されると書かれている。
訓練期間は4月中旬まで。参加する軍人は、約1000名。
この訓練は、合計20の訓練場で行われ、アルメニア、アブハジア、北オセチア、被占領下クリミアといったロシア領以外でも実施されることが伝えられている。
なお、クリミアでは、3月1日に、地対艦ミサイル「バスチオン」と「バル」の訓練が実施されていた。