NATO事務総長、最高会議議場で演説 安保法適用に期待

NATO事務総長、最高会議議場で演説 安保法適用に期待

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ウクルインフォルム
31日、キーウ(キエフ)を訪問したストルテンベルグ北大西洋条約機構(NATO)事務総長は、最高会議(国会)議場にて、議員に向けて演説を行った。同事務総長は、ウクライナに対して、昨年採択した国家安全保障法の適用を呼びかけた。

ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ストルテンベルグNATO事務総長は、「現在の新しい議会はウクライナを改善する歴史的な可能性を有している」としつつ、「私は、昨年採択された国家安全保障法の適用を待っている。その法律は、安全保障・国防機関を議会が監視するようにし、また保安庁(SBU)の改革を行うものだ」と発言した。

また、事務総長は、ウクライナにおける法の支配強化、マイノリティ権利の保障、汚職との闘い、国家機関の開放性・透明性向上等のための、欧州大西洋原則、ベスト・プラクティス導入のために、NATOのアドバイザーが支援を行う準備があると発言した。

加えて、事務総長は、それはウクライナによるNATO加盟の願望を支持するものとなると指摘した。

また、事務総長は、ウクライナは主権国家として自らの安全保障システムを選択する権利があるとしつつ、NATOの扉は開いたままであると明言した。

同時に、同事務総長は、NATO加盟への道は楽なものではなく、加盟を望む者は、目的に献身し、改革を行わねばならないと強調した。

その上で、事務総長は、「しかしながら、加盟というのは、NATO加盟国と加盟を望む国のみの決定なのである。他国に拒否権はない。『影響圏』の時代は過去のものとなったのだ」と強調した。

また、10月30、31日、ウクライナを、ストルテンベルグNATO事務総長とNATOの29の加盟国の大使の加わる北大西洋理事会(NAC)が訪問している。


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