海軍司令官、ロシア軍のクリミアからの侵攻可能性に言及

海軍司令官、ロシア軍のクリミアからの侵攻可能性に言及

ウクルインフォルム
オレクシー・ネイジュパパ・ウクライナ海軍司令官は、ロシア軍がウクライナ南部の被占領下クリミアからヘルソン州に侵攻を試みる可能性は排除されていないと指摘した。

ネイジュパパ海軍司令官がニュースサイト「ドゥムスカヤ」へのインタビュー時、記者がロシア軍が水路確保のための侵攻を試みる可能性について質問した際に発言した

ネイジュパパ司令官は、「ロシア帝国側からのそのような行為の可能性は排除しない。私たちは準備をしている。全てを述べることはできないが、しかし小さな事実を伝えよう。(編集注:ウクライナ軍に配備されている)対艦ミサイルシステム『ネプトゥーン』の射程距離は、大陸側ウクライナからセヴァストーポリ近くまで届くものだ」と発言した。

司令官は、ウクライナがクリミアを取り戻すことは確信していると述べ、「私の応接間には、艦船の写真がかけてあるのだが、それらには『セヴァストーポリ』と書かれている。私は、ウクライナ海軍の主要基地がセヴァストーポリであることを皆に理解させるために、それらをあえてかけているのだ。私は自らの全てを海軍人生に捧げてきた。私たちは(セヴァストーポリに)戻る」と発言した。

記者がロシア側の予想される行動について尋ねると、ネイジュパパ司令官は、「私たちは、全面的軍事衝突に向けて準備している。もしそれが起きたら、残念ながら、海軍軍人、民間人に多くの損耗が出ることは理解している。多くの者が現在そのことを理解していないが、この国は戦争開始から7年目に入っているのだ」と発言した。

なお、ネイジュパパ氏は、以前のインタビューにて、ウクライナにとって、ロシア連邦からの全面的侵略の脅威は2014年時点から常に現実的なものであり続けていると発言していた。

写真:オレクシー・ネイジュパパ海軍司令官(フェイスブック)


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

© 2015-2024 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-