
フランス供与の戦闘機「ミラージュ2000」、最初の機体がウクライナに到着
ウクルインフォルム
フランスが供与を表明していた戦闘機「ミラージュ2000」の最初の機体が、フランスで操縦訓練を受けたウクライナの操縦士と共に、ウクライナへ到着した。
6日、ルコルニュ仏軍事相がXで報告した。
ルコルニュ氏は、「2024年6月6日、マクロン仏大統領はウクライナへフランスの『ミラージュ2000』の供給について発表していた。今日、それらの最初のものがウクライナに到着した」と発表した。
さらに同氏は、「機体におけるフランスで数か月の訓練を受けたウクライナの操縦士の共に、それらはウクライナの空の防衛に参加していく」と伝えた。
これに先立ち、2024年6月6日、マクロン仏大統領が、同国はウクライナに対して戦闘機「ミラージュ2000−5」を供与し、フランスで操縦士の訓練を行うと発表していた。
フランスの戦闘機は、すでにウクライナへと供与されている巡航ミサイル「SCALP」を装填可能。現在ウクライナは、同ミサイルをソ連製戦闘爆撃機「Su24M」に装填して使用している。
また、ルコルニュ軍事相は、昨年10月、フランスの戦闘機「ミラージュ2000」のウクライナへの引き渡しは、2025年の第1四半期を予定していると発言していた。
写真:X/French Aid to Ukraine