
18〜24歳向けに軍との契約の特別提案を準備中=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は、軍と国防省が18〜24歳の国民向けに、多額の給与といった多くの利点を想定する、軍との契約に関する特別提案を準備していると発言した。
ゼレンシキー大統領がロイター通信へのインタビュー時に発言した。
ゼレンシキー氏は、「経験のある戦闘旅団と国防省が一緒になり、18〜24歳の若者向けの契約の選択肢を策定した。それは動員ではなく、契約の提案だ。彼らは動員年齢ではないので、それは希望し、自らを強固だと思っており、ウクライナを守りたいと思っている者に向けた特別な契約提案だ。愛国心も非常に重要だが、そこには、それ以外に、かなり高額の給与などの多くの利点が設けられる。詳細はまもなく発表される」と説明した。
また同氏は、そのような契約はとりわけ、無償教育や住居購入のための優先的ローンといった機会が想定されると伝えた。
さらに同氏は、「その契約は1年間の提案となる。大切なことは、ウクライナや人々が信頼する、経験のある軍人に対して提案されることだ」と発言した。
そして同氏は、18〜24歳向け特別契約提案は来週発表されると述べ、契約案は完全に準備ができていると補足した。
これに先立ち、パリサ・ウクライナ大統領府副長官は1月、ウクライナの現在の徴兵システムはソ連時代からの遺産であり、進展を妨害するような制度であるとし、ウクライナは新たな人材確保案を分析していると述べ、1つの案として、財政面の刺激、明確な訓練保証、兵士と指揮官の間の対話を確保する、「正直な契約」が策定されていると発言していた。