ウクライナは交渉において最強の立場にあるべき=スターマー英首相

ウクライナは交渉において最強の立場にあるべき=スターマー英首相

ウクルインフォルム
英国のスターマー首相は、ウクライナはロシア・ウクライナ戦争終結交渉で可能な限り最強の立場にあるべきだと発言した。

スターマー首相がITVニュースへのインタビュー時に発言した

スターマー氏は、「私はずっとこれを述べていたし、言い続けるが、『ウクライナは最強の立場にあるべき』だ。ウクライナ人はこの紛争の終結を望んでいる。そして、ロシアが自らの侵略を止め、自国軍を撤退させたら、それは明日にでも終わり得るのだ。ウクライナ人は最強の立場にあるべきだ。ウクライナ人は平和を望んでいる。国から出て行った人々は、戻りたがっている。ウクライナの参加なくウクライナについての交渉が行われてはならない。そして、ウクライナは可能な限り最強の立場にあるべきである」と発言した。

また同氏は、ウクライナの将来に関する決定はウクライナ人によって下されるべきだとの見方を示した。

さらに同氏は、戦闘行為の停止は公正かつ永続的な平和をもたらさなければならず、それがロシアにとって後に再び侵攻するための一時休止となってはならないと指摘した。

そして同氏は、「もし停戦が生じるなら、その時の望ましい平和は公正かつ永続的のようなものとなる。私たちは、戦闘行為において、ロシアに戦力再編と再侵攻の余地と可能性を与える単なる一時停止を見たいのではない。どのような停戦も長期的な平和とならねばならない」と強調した。

さらに同氏は、平和が生じるなら、ウクライナのための安全の保証がなくてはならず、英国はその点で役割を担うと発言した。

その他同氏は、トランプ米大統領による、欧州が国防・安全保障問題において「より多くのことを行うべき」との主張に同意した。その際同氏は、「英国を含め、欧州の国々は、より多くのことを行わねばならない。しかし、大切なことは、米国もその一部であることだ」と発言した。

同氏はまた、北大西洋条約機構(NATO)が昨年のワシントン首脳会議の際に合意した立場、すなわち、「ウクライナのNATO加盟の不可逆の道」との立場を遵守していると発言した。


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