
露宇戦争の交渉の一環でトランスニストリア地域からの露軍撤退の可能性あり=モルドバ首相
ウクルインフォルム
モルドバのレチェアン首相は、現在、ウクライナをめぐる交渉の一環でモルドバの被占領地トランスニストリア地域からロシアが時刻軍を撤退させることをもたらしかねない国際的文脈があるとの見方を示した。
モルドバのジュルナルが報じた。
レチェアン首相は、「現在、その交渉プロセスの一環でニストル川(ドニステル川)の左岸からロシアが自軍を撤退させるかもしれない状態をもたらしかねない国際的文脈がある。もしかしたら、和平交渉プロセスの時では必ずしもないかもしれないし、近々想像することは困難ではあるが、しかし、ウクライナと欧州の新しい安全保障の構造に関する交渉プロセスの中だ」と発言した。
同氏はまた、モルドバはその問題が交渉のテーブルに置かれるように主張していくと補足した。
その際同氏は、「現在ウクライナにおける平和や停戦に関係するどのような交渉も、本質的には欧州における新しい安全保障構造に関わっている」と発言した。
その他同氏は、キシナウにおけるロシア文化センターの閉鎖に関しては、「それは文化センターではなく、影響力エージェントセンターだった。それに文句を言っている人たちには、私たちは、モルドバはロシア文化やロシア語には全く反対していないと述べている。ロシアはモルドバ国民を尊重せねばならず、文化人を装った自らの影響力エージェントを送るべきではない」と発言した。
写真:レチャン首相(フェイスブック)