ウクライナで1000フリヴニャ紙幣の流通が開始
ウクルインフォルム
2019年10月25日から、ウクライナ中央銀行は、1000フリヴニャ紙幣の流通を開始した。
同日より、支払い手段としての新紙幣を受け取ることが義務となった。これにより、新登場の1000フリヴニャ紙幣がウクライナで流通する最大の額のものとなる。
1000フリヴニャ紙幣の表面に描かれている肖像は、ウクライナ国家科学アカデミーの創設者であり初代総裁となった、ヴォロディーミル・ヴェルナツィキー。また、裏面には、国家科学アカデミーの建物が描かれている。
なお、中央銀行は、2019年中に5フリヴニャ貨幣の流通開始を計画している。
これに先立ち、10月1日から、ウクライナ国内では、小額のコピーカ硬貨(1、2、5)の支払い手段として使用が終了している。同日から1年以内であれば、銀行においてこれらのコピーカ硬貨を無料で交換することが可能となっている。
写真:中央銀行