クリヴィー・リフで炭鉱従事者が12日間ストライキ 195名が炭鉱内で抗議
ウクルインフォルム
ドニプロペトロウシク州クリヴィー・リフ氏の4つの炭鉱にて、195名の炭鉱従事者による地下でのストライキがすでに2週間続けられている。
炭鉱従事者労働組合代表のミハイロ・ヴォリネツ氏がフェイスブック・アカウントにて伝えた。
ヴォリネツ氏は、「ジョウトネヴァ、ロジーナ、テルニウシカ、フヴァルジーシカ各炭鉱の195名の炭鉱夫は、12日間地下抗議を続けている」と書き込んだ。
炭鉱夫たちの炭鉱経営者に対する要求は、炭鉱夫の給与の引き上げや炭鉱管理者の交代。同ストライキは、9月3日に開始されており、参加者の中には炭鉱内で生活をしている者もいる。
ヴォリネツ氏は、食事は市民が持ち込んできてくれているとししつ、炭鉱内の条件下では、社会的距離を維持したり、マスクをし続けたりすることは不可能であり、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)など感染症がストライキ参加者内で広まる可能性もあると指摘した。
今回のクリヴィー・リフ市の4つの炭鉱は、9月3日に開始され、9月8日には393名の同市炭鉱職員がストライキに参加した。その後、体調を崩す者などが抗議を離れている。
地下で抗議に参加する者たちは、炭鉱内部にテントを張って生活している。