戦争によりウクライナ農地の約２０％が耕作に利用できず＝宇農業省
ウクルインフォルム
ウクライナのヴィソツィキー農業政策食料相は１４日、ウクライナでは農地の約２０％が戦争によって耕作に適さなくなっていると発言した。
ヴィソツィキー農業政策食料相がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。
ヴィソツィキー氏は、「２０２１年と比較すると、戦争により農地の約２０％が耕作に使えなくなっている。しかし、心配はない。なぜなら、ウクライナ国民による農作物の消費量は、生産量の３分の１であり、すなわち、かなりの量が今年度の輸出へ向かうからだ」と発言した。
同氏はまた、ウクライナの市場に肥料の不足はないと明言した。その際同氏は、「効率の活用と技術的プロセスの観点では、肥料の利用が重要だ。現在利用されている窒素肥料の大半は、国産である。肥料の不足、特に国産品は、実感されていない」と発言した。
その際同氏は、肥料生産業者に生産的な活動につき謝意を伝えた。
