ウクライナ中央銀行、政策金利を13.5%に引き下げ
ウクルインフォルム
ウクライナ中央銀行は、政策金利をこれまでの14.5%から13.5%に引き下げた。
25日、ピシュニー中央銀行総裁が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ピシュニー総裁は、「中央銀行理事会は、2024年4月26日から政策金利を14.5%に引き下げることを決定した」と発表した。
また同氏は、これが融資を発展させ、物価と金融の安定性にとって追加的リスクを生み出すことなく、経済を復興させるのを支えることになるとの見方を伝えた。
中央銀行は、2022年1月に政策金利を10%に引き上げていたが、その後、ロシアによる全面侵略が始まる。その後中央銀行は数か月間にわたり政策金利を維持していたが、2022年6月3日に10%から25%に引き上げることを決定。さらに、2023年7月27日に22%に、9月14日に20%に、10月26日に16%に、12月15日に15%に段階的に引き下げており、2024年3月15日にはさらに14.5%まで引き下げていた。