ウクライナ南部ヘルソン州の避難者、2100人強に
ウクルインフォルム
ウクライナの国家非常事態庁は8日、同国南部のカホウカ水力発電所の爆破によって水没した地域からの避難住民の数は2154人となり、その内120名が児童だと発表した。
国家非常事態庁広報室が伝えた。
発表には、「6月8日に15時時点で、水没した地域から2154名が避難、内120名が児童である」と書かれている。
さらに、484名が救助(内28名が児童)され、心理面のサポートを188名の市民が受けたと書かれている。
またこれまでに国民から801件の支援問い合わせが入ったという。
暫定情報では、ドニプロ川右岸(編集注:ウクライナ政府管理地域)にて28の自治体、3329軒の建物が水没したと書かれている。
動画:ヘルソン州軍行政府(テレグラム)
これに先立ち、6日、ウクライナ政権は、ロシア軍がウクライナ南部の水力発電所を爆破したと発表した。ヘルソン州では危険な地区からの住民の避難が行われている。