カザフスタンでのアゼルバイジャン航空旅客機の撃墜はロシアのミサイルによるもの=報道
ウクルインフォルム
25日にカザフスタン西部でアゼルバイジャン航空旅客機が墜落した事故につき、アゼルバイジャン政府内関係者は26日、ユーロニュースに対して、同機が墜落した原因はロシアの地対空ミサイルだと伝えた。
ユーロニュースが報じた。
関係者は、チェチェンの町グロズヌイ上空を無人機が飛行していた際にミサイルが8243便に対して発射され、それは同便の飛行中にその横で爆発、破片が乗客と乗員に直撃したと伝えた。
また関係者は、被害を受けた同機はパイロットが緊急着陸を要請したにもかかわらず、ロシアのどの空港にも着陸が許可されず、カスピ海を横断してカザフスタンのアクタウまで飛行するよう命じられたという。
データによれば、GPSナビゲーションシステムは、会場の至るところで妨害されていたという。
バクー拠点のメディア「AnewZ」は、アゼルバイジャン政府関係筋の情報をもとに、ミサイルは、防空システム「パンツィルS」から発射されたものだと伝えた。
報道には、この暫定情報が確認されれば、ロシア軍が民間航空機を撃墜したのは、2014年7月のウクライナ上空でのマレーシア航空MH17撃墜以来、10年ぶり2度目の事例となると書かれている。
写真:ゲッティ