【宇フィンランド首脳会談】ニーニスト・フィンランド大統領、仏・露の首脳とウクライナ情勢を協議したと発言
ウクルインフォルム
12日、キーウ(キエフ)を訪問したフィンランドのサウリ・ニーニスト大統領は、これまでにフランスのマクロン大統領やロシア連邦のプーチン大統領とウクライナ情勢につき繰り返し協議してきたと発言した。
ニーニスト・フィンランド大統領がゼレンシキー大統領との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ニーニスト大統領は、「私たちが直面した情勢というのは、地域・世界の一定の秩序に対する脅威である。私は、ウクライナ情勢につき、マクロン仏大統領やプーチン露大統領と何度も話してきたし、現在、あなた(編集注:ゼレンシキー大統領)の情勢に関する見解、理解を聞けるのは非常に興味深いことである」と発言した。
ニーニスト大統領は、ゼレンシキー大統領と長時間に及びウクライナの安全保障問題につき議論を行ったことを指摘した。
ニーニスト大統領は、フィンランドはウクライナの主権・領土一体性の原則を支持していると強調し、またゼレンシキー大統領がウクライナの平和構築のために効果的に活動していると指摘した。
またニーニスト大統領は、ゼレンシキー大統領をフィンランドへ招待したとし、「私たちには共通の友人である『サンタクロース』がいる。(ゼレンシキー大統領のフィンランドへの)訪問の際には、一緒に会うつもりだ」と発言し、ゼレンシキー大統領の訪問を期待していると述べた。
ニーニスト大統領は、その他、ゼレンシキー大統領と人民奉仕者党は改革に向けて積極的に活動していると評価し、その成功を祈願した。