ゼレンシキー大統領、アゼルバイジャン大統領と会談
ウクルインフォルムの記者が署名式会場から伝えた。
ゼレンシキー大統領は、「私たちは、ウクライナとアゼルバイジャンの領大統領共同宣言に署名した。それにて、私たちの国家の国際的に認められた国境内での主権と領土一体性への相互支持付与、ハイブリッド脅威への相互対抗への準備や、黒海・カスピ海地域とその周辺の平和と安定の保障願望が確認された。これらや宣言にあるその他の立場は、地域レベルや世界レベルの多くの問題や挑戦に関して私たちの見方の一致や近さを示している」と発言した。
また同日、ウクライナ・アゼルバイジャンの政府レベルで、食料安全分野協力協定、貿易連携に関する相互理解覚書、農業分野、エネルギー分野、土地関係分野の協力に関する文書に署名が行われた。
ゼレンシキー大統領はまた、アゼルバイジャンビジネスがウクライナの民営化に積極的に参加する可能性について協議したと伝えた。
さらに、ゼレンシキー氏は、2021年、ウクライナとアゼルバイジャンの間の貿易額は、過去7年間で最高額となる約10億ドルとなったと伝えた。同時に同氏は、ウクライナとアゼルバイジャンは、2024年までにこの額を2倍にする目的を設置したと伝えた。同氏は、「私たちは、総合投資の規模と共通の大規模プロジェクトの数の拡大を望んでいる。それは、とりわけ、アゼルバイジャン企業の大建設計画(編集注:ウクライナのインフラプロジェクト)への参加だ」と発言した。
これに対して、アリエフ・アゼルバイジャン大統領は、「私たちは、あらゆる分野での協力の準備があり、それら全ての協力は私たちの強固な友情に基づいていることをもう一度繰り返したい」と発言した。
アリエフ氏は、ゼレンシキー大統領と食糧安全保障問題、とりわけ食料産業における共同企業の設立について協議したと伝えた。
さらにアリエフ氏は、エネルギー分野や石油加工分野について言及し、今後数か月中に政府間委員会会合が開催され、新しい決定が採択されるだろうとの確信を表明した。
また、アリエフ氏は、ゼレンシキー氏をバクーへの訪問に招待した。
写真:大統領府