ブリンケン米国務長官、ロシア側提案に書面回答したことを報告

ブリンケン米国務長官、ロシア側提案に書面回答したことを報告

ウクルインフォルム
26日、ブリンケン米国務長官は、ロシア側の欧州の安全保障に関する提案に関連して、米国はロシアに書面回答・提案を渡したと発言した。

ブリンケン国務長官が同日の記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ブリンケン氏は、サリヴァン駐露米大使がロシア政権に書簡を渡したことを伝え、書簡には、米国と同盟国・パートナー国によるロシアの行為に関する懸念や、ロシアからの懸念に対する評価、米国からの両者が相互利益を達成できる分野における提案が記されていると説明した。

同氏はまた、ウクライナの主権、領土一体性、自らの安全保障と同盟加盟の道を選択する権利は「私たちが支持し防衛することを望んでいる重要原則」だと強調した。

さらに同氏は、書面回答に記載されていることは、同氏が先週キーウ(キエフ)、ベルリン、ジュネーブで表明してきたことだと発言した。また、同氏は、米国は対話にオープンであり、外交を優先するが、そのためにはロシアがウクライナ周辺のエスカレーションとプロパガンダ的レトリックとを止めて、欧州の将来の安全保障に関する協議にて義務の相互履行の原則を保障しなければならないと強調した。

ブリンケン氏は、「私たちの回答は、ウクライナと私たちの欧州の同盟国・パートナー国との完全な調整のもとで作られたものだ」と発言した。

同時に同氏は、米国は同回答を公開するつもりはないとし、「なぜなら、私たちは、外交は秘匿協議のための余地を確保している方が、成功のためのより良いチャンスを得られると思っているからだ」とコメントし、ロシア側も同アプローチを維持することへの期待を表明した。

また、同氏は、NATOも近々独自の文書(提案への回答)をロシアに渡すことになると伝えた。


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

© 2015-2024 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-