宇国防相「ウクライナ軍はロシアの行動につきあらゆるシナリオを、最悪のもの含め、十分検討」 日本含む各国に謝意

宇国防相「ウクライナ軍はロシアの行動につきあらゆるシナリオを、最悪のもの含め、十分検討」 日本含む各国に謝意

ウクルインフォルム
ウクライナのレズニコウ国防相は、ウクライナ軍はロシア連邦が取り得る行動のシナリオにつき、あらゆるものを十分に検討しているとし、その中には最悪のシナリオも含まれると発言した。

28日、レズニコウ国防省が最高会議(国会)にて発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

レズニコウ氏は、「私たちの軍人は、あり得るシナリオは全て十分検討している。その中には、最悪のものも含まれる。彼らの仕事は準備をすることだ。彼らがロシア連邦からのあり得るエスカレーションの時期について評価を出したとしても、それはあり得るものの一つの時期であり、必ず起きるシナリオのものというわけではない」と発言した。

同氏は、自身が昨年12月に最高会議にて、1月末に脅威の高まりが予想されているとし、その挑戦に対して諸外国とともに対応を準備することが課題だと述べたことを喚起し、「そして、私たちは行動してきたし、今も行動している。私たちは、もうすぐその結果の大部分を目にすることができる。私たちはもう、過去には夢に描いているだけだったもの(編集注:軍事支援)を受け取っている。そして、それは今後も続く」と伝えた。

さらに同氏は、米国、英国、スウェーデン、デンマーク、カナダ、リトアニア、ラトビア、エストニア、チェコ、オランダ、スペイン、ポーランド、トルコ、日本、EU幹部に謝意を表明し、個別にクロアチア首相個人に対してもその立場につき謝意を伝え、そしてその他の支援を供与してくれているパートナー国への感謝を述べた。

またレズニコウ氏は、ウクライナはウクライナ軍人の治療というドイツの支援は評価していると述べつつ、「しかし、私たちは、(ドイツの)兵器供給に関する公式な立場や、欧州の安全保障を弱体化させ、実質的に侵略国を鼓舞することになっているその他の決定を受け入れていない」と指摘した。


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